エントリー・アーカイブ 社会人基礎力による新入社員評価:課長のスキルアップ講座――圧倒的な成果を導く21のポイント――
課長のスキルアップ講座――圧倒的な成果を導く21のポイント――

課長のスキルアップ講座――圧倒的な成果を導く21のポイント――
社会人基礎力による新入社員評価:新入社員を評価する基軸として、「社会人基礎力」を知っておくと便利かもしれない。

TOP記事一覧 > 社会人基礎力による新入社員評価

社会人基礎力による新入社員評価

新入社員を評価することも課長の重要な仕事である。しかし、まだ仕事のスタイルが確立していない新入社員を評価することは難しい。ともすれば独断と偏見にまみれた評価をしてしまい、部下から人事評価への不満が噴出することになりかねない。

親愛なる課長の皆さん、こんにちは。
課長のスキルアップ講座を担当する飼馴嵐務(かいならし・つとむ)です。

新入社員を評価する基軸として、「社会人基礎力」を知っておくと便利かもしれない。

社会人基礎力とは、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力をあらわす概念で、経済産業省が提唱している人事評価基準のようなものである。

社会人基礎力は、大きく「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力から構成されており、全部で12の能力要素が定義されている。

具体的には、以下の通りである。

前に踏み出す力

  • 主体性: 物事に進んで取り組む力
  • 働きかけ力: 他人に働きかけ巻き込む力
  • 実行力: 目的を設定し確実に行動する力

考え抜く力

  • 課題発見力: 現状を分析し目的や課題を明らかにする力
  • 計画力: 課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
  • 創造力: 新しい価値を生み出す力

チームで働く力

  • 発信力: 自分の意見をわかりやすく伝える力
  • 傾聴力: 相手の意見を丁寧に聴く力
  • 柔軟性: 意見の違いや立場の違いを理解する力
  • 情況把握力: 自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力力
  • 規律性: 社会のルールや人との約束を守る力
  • ストレスコントロール力: ストレスの発生源に対応する力

参考にしてほしい。

スポンサードリンク
コンテンツ