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課長であれば、仕事に取り組むだけでなく、自分の家族を含めたライフプランをつくっておくことも必要である。
親愛なる課長の皆さん、こんにちは。
課長のスキルアップ講座を担当する飼馴嵐務(かいならし・つとむ)です。
人生の支出曲線は課長になる年頃から目に見えて右肩上がりになってくる。
住宅購入の頭金や住宅ローンの支払い、住宅のリフォーム資金の積み立ても考えなければならないし、結婚して子供がいる課長であれば、教育資金や結婚資金を積み立てておく必要がある。また自分の老後に備えて貯蓄したり、資産を運用したりすることも考えなければならない。
万が一に備えて、生命保険や医療保険などにも入っておく必要もあるだろう。
「自分がどういう保険に入っているかさえわからない」という課長は、ムダな保険料を払っていたり、今のライフステージに合わない保険に加入している可能性がある。保険の最適化を図るためにも、無料保険相談を使ってファイナンシャルプランナーからアドバイスをもらった方がいい。
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ライフプランとは、自分の家族の自分の生活を設計するツールである。今後自分と家族に訪れるライフイベントとそれに必要な資金を時系列で整理したものである。
ライフプランを見れば、いつ、どのようなライフイベントがあり、いくらの資金を用意しておけばいいかがわかる。
ライフプランをつくっておけば、後顧の憂いなく仕事に集中できる。家計が火の車であれば、仕事にも支障をきたす恐れがあるが、ライフプランによってあらかじめ資金が不足することがわかっていれば、それに備えて貯蓄をしたり、ローンを組んだりすることができる。
ライフプランは、将来の目標やなりたい人生を実現するために、自分の人生を設計し、自分の意志でコントロールするということを表明するものである。
「ライフプランの作り方がわからない」という課長は、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を勉強してみるのもよい。ライフプランの作り方だけではなく、投資や税金、保険、不動産、相続といったお金に関する幅広い知識を学ぶことは、課長にとって非常に有益である。通勤時間をいかしてほんの少しの時間とお金を投資すれば、自分の人生設計ができるようになるのである。
ライフプランは一度作って終わりではなく、毎年見直し、実態に合ったものに修正していくことも重要である。自分と自分の家族の人生を設計し、管理することも課長の役割である。