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ドラッカー曰く「自らの強みに集中せよ」
諸君は自分の強みや才能を知っているだろうか?
自分の強みや才能を磨き、仕事に活かしているだろうか?
親愛なる課長の皆さん、こんにちは。
課長のスキルアップ講座を担当する飼馴嵐務(かいならし・つとむ)です。
強み・才能とは、他の人が苦労してもできないようなことを無理せずできてしまう力である。強みや才能は、自然と無意識にストレスなく発揮されるので、努力や鍛錬を必要としない。
例えば鳥は、努力することなく空を飛べてしまう。
チーターは、努力することなく時速100キロで走れてしまう。
努力せずにできてしまうこと。身も蓋もない話だが、簡単に言うと、これが強みや才能である。
自分の才能を活かして仕事をすると、それを知らずに仕事をしている場合に比べてケタ違いのパフォーマンスを発揮することができる。
チーターは野生のサバンナで、鳥は大空で存分に自身の持ち味を発揮する。
強みや才能は誰にでもある。自分では「欠点」だと思っていたことが実は仕事に活かせる持ち味に転じたりするものである。
あなたは自分の持ち味を存分に発揮しているだろうか?
実は、多くの方が自分の強みや才能を知らず、それを仕事に活かすことができていない。強みや才能は、「意識せずできてしまう」がゆえに、なかなか自分では気づくことができない。
自分ではできて当たり前と思っているので、人から「すごい!」と指摘されても、ピンとこないことが多いのだ。
人が成果を発揮できない理由は、そもそも自分の才能を知らず、見当違いの努力をしているからである。
ドヤ顔の人類に襟首を捕まえ記念撮影されてしまう捕らえられた宇宙人になりたくないなら、良く聞いてほしい。
自分がチーターであるにも関わらず、一生懸命に空を飛ぼうとしていないだろうか?
鳥であることを知らず、羽を使わずに足で速く走ろうとしていないだろうか?
自分の強みを知り、強みを仕事に活かすことが、成果への近道である。