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課長にとって読書は将来への肥やしである。ビジネス知識を蓄えるためにも、課長は積極的に読書に励みたいものである。
リバレッジリーディングの作者も言っているように、読書の費用対効果は高い。たった1000円〜2000円程度の書籍代を支払うだけで、その何倍ものリターンを得ることができるのである。
とはいえ、節約志向の高い課長にとっては、書籍代でさえ出すのが惜しいかもしれない。そんな課長には図書館の活用をおすすめしたい。
知ってのとおり、図書館では無料で本が借りられる。また、インターネットで読みたい本を検索し、予約することもできる。新着本や人気のある本は予約が多くてなかなか自分まで順番が回ってこないこともあるので、発刊されてから1〜2年経過した本を中心に予約すると良いだろう。また、予約した本の貸し出し準備が整えば、メール連絡してくれるサービスもあって便利だ。
忙しくて図書館になかなかいけない課長であれば、自宅や会社で本を予約し、図書館から連絡がくれば通勤途中にでも借りにいけばいい。その際、前回借りた本を返す、というサイクルを繰り返して読書量を増やしていくことが理想だ。
慣れてくれば、自宅周辺や仕事場など、複数の図書館を使いこなすことにもトライしてほしい。これによって借りられる本の上限を増やすことができる。通常、借りられる冊数は、一つの地区の図書館あたり10冊〜30冊程度と決められているが、複数の地域の図書館の会員になることで、この冊数を倍以上に増やすことができるのだ。
古き良き図書館。
電子書籍などのITツールも普及している昨今だが、課長にとって図書館を利用することのメリットは計り知れない。