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課長は身だしなみにも十分配慮しなければならない。
親愛なる課長の皆さん、こんにちは。
課長のスキルアップ講座を担当する飼馴嵐務(かいならし・つとむ)です。
大手企業に勤める女性の派遣社員に課長の外見に対する印象をアンケートしたところ、以下のようなコメントが寄せられた。
「うちの課長は30代なのにもうハゲ散らかしている。机の上はいつも書類の山で散らかり放題だし、仕事ぶりも頭髪とまったく同じ。ハゲならハゲなりに少しは手入れしてほしい」
「課長の腕に密生している長い剛毛が気持ち悪い。気になって仕事に集中できない」
「いまどきメタボ腹なんてありえない。課長ならダイエットくらいしたらどうか」
「課長の加齢臭がたまらなく辛い」
「課長の口臭に耐えられない。半径50センチ以内に近づくときは息を止めるようにしている」
辛辣ではあるが、これが課長に対する本音であり、部下からのフィードバックである。思い当たるフシがある課長は要注意である。
人は見た目が9割という説があるように、課長は外見でも評価されている。残念ながら、どんなに仕事ができても、見た目の印象が悪ければ台無しである。
多くの課長が自分の外見が他人に与える印象を軽視している。仕事に忙しく、そこまで手が回らないのだろうが、外見はプレゼンテーションや営業力、部下指導など、課長の仕事に大きな影響を与える。外見を磨くことも課長としての重要なスキルアップの一つである。
抜け毛や薄髪が気になる課長は、周囲に不快な印象を与えないように、しっかり頭髪を手入れしたほうがいい。
メタボ腹が気になる課長は、自分の健康を維持するためにも、ただちにダイエットするべきである。
体臭・加齢臭が気になる課長は、念入りに消臭対策をするべきだし、口臭がヤバイ課長は、口臭対策をする必要があるし、むやみに女子社員には近づかないほうがいいかもしれない。
腕の毛や胸毛などの体毛が目立つ課長は、体毛を目立たないよう手入れしなければならない。
仕事に支障を来さない程度に自分の外見に投資することも課長の大事な務めである。